妊娠中の食事の心がけ〜生まれた赤ちゃんがアレルギーにならないために〜
生まれてくる赤ちゃんがアレルギーになるのは、免疫システムに問題が生じるためですが、お母さんの食生活が大きく影響を与えます。
お母さんの食べたものは臍の緒や母乳を通して赤ちゃんに届きます。
もしお母さんが食品添加物の多い食事を続ければ、赤ちゃんの持っている酵素を総動員して処理しますが、まだ未熟なので処理しきれない添加物が赤ちゃんの体内に蓄積され、アレルギーに結びつくと言われています。
スポンサードリンクタバコの害
食品ではありませんが、タバコの害が大きいことはご存知でしょう。
お母さんが吸っていなくても、ご主人が吸っているかもしれません。家の外に行ってタバコを吸う「蛍族」になってらっしゃるかもしれませんが、残念ながらお母さんと胎内の赤ちゃんの健康被害は防げません。
換気扇の下や外でタバコを吸っていても、「吐く息に含まれる有害物質」が子供の体内にかなり蓄積することがわかっています。
吸っている本人よりも吸わない人の健康被害の方が大きい。
一番被害を受けるのが赤ちゃんなのですから、タバコを止めましょう。
タバコを止めるのは意志の問題ではありません。すぐに禁煙外来(保険適用)に行ってください。すぐに止められます。
加工食品の成分表示をチェックしましょう
インスタント食品やレトルト食品が食卓に並ばない日は無いぐらいです。
便利ですからついつい使ってしまうのが現状でしょうが、大きな問題があるとご存知ですか。問題となるのは使われている食品添加物です。
安全基準に合格していてもまだその害が確認されていないだけという場合もあります。
毒性が確認されて使用禁止になった添加物もあるし、今後もでてくるでしょう。特に大人には大丈夫もお腹の赤ちゃんや乳児にはそれなりの影響があると考えましょう。
特に要注意の添加物
- 保存料(ゾルビル酸、ビタミンC:化学合成物、安息香酸ナトリウム)
- 着色料(赤○号、青○号、酸性タール色素)(赤4号、赤5号、黄1号、緑4号など発ガン性が確認されて使用禁止となっている。)
- 甘味料(アステルパームなど)
食品添加物の詳細はまたの機会にしますが、私たちは一人で年間で4〜7s前後の食品添加物を食べています。
インスタント食品の袋の裏側にある成分表を見たことありますか?ぜひ一度見て下さい。
家のキッチンに立って自然の食材を調理すれば、添加物の問題は醤油や味噌といった調味料に限られます(0ではない)。
しかし自然の素材ではなく色の良さを求めると着色料が入り、保存料で日持ちさせたり、カロリーゼロといいながら大量に摂取すれば問題のある人工甘味料が使われていたり、あげるとキリがありません。
食品添加物は一応実験で問題なくても、その後問題が発覚して使用中止になったり、外国で禁止の添加物が使われていたり、複数の添加物を摂取したときの影響は実験でも確認されていません。
発癌性があったり、奇形児を生む危険性のある添加物かも知れないので、なるべく添加物は摂取しないようにした方がお腹の赤ちゃんのためです。
お家で新鮮な素材を買ってきて調理するだけで、それらの問題は殆ど解決します。
消費者が求めるから添加物たっぷりの食品が出てくるわけです。消費者がより安全な食品を選択していくという視点を持ち、テレビコマーシャルをそのまま疑問もなく受け止めなないようにしましょう。
無害といわれる食品添加物がアレルギーの原因の一つ
一般には無害だと言われている添加物が多いのですが、ずっと食べ続けても無害だとは言えません。
カップラーメンを愛用している人は多いので、添加物だらけのカップラーメンの健康被害が怖いです。テレビコマーシャルに踊らされ、何があっても100%「安全」だと勘違いをしてはいけません。
食品添加物が臍の緒をから赤ちゃんの体内に入る
食品添加物は臍の緒を通して赤ちゃんの体に入ります。この中にはにアレルゲンの問題を指摘されているものもあります。
この添加物を処理しようと赤ちゃんの免疫システムはフル回転をします。
しかし処理しきれず、限界を超えたものは体に蓄積されるから怖いのです。
やがて免疫システムそのものがバランスを崩してしまい、そのバランスの崩れがアレルギーとして現れるのです。
お母さんがインスタント食品を美味しいといって食べたとしても、体にとっては無い方が良い添加物だから、フル回転で処理しているのです。毎日沢山の添加物を食べていると、、処理しきれずアレルギーが発症してしまうのです。
便秘の話から少し逸脱しましたが、もっと深刻で重要な話なので書くことにしました。
腸管免疫はこのように食品添加物の影響を避けるためにフル稼働しています。食品添加物をなるべく避けることが大事ですが、一方で腸管免疫の力を高めることである程度対応できます。
そのために腸内の善玉菌を増やすことが必須です。腸内免疫こそお母さんと赤ちゃんの健康を支えるものです。
参考記事)⇒ オリゴ糖で善玉菌を増やす
⇒ 乳酸菌サプリで善玉菌を増やす
食品添加物だけではない
そのような問題は食品添加物だけでなく、野菜や果物に付着している農薬にも同じような問題があります。
有機野菜といって安心はできないんです。
有機低農薬野菜にば農薬が微量付着しているので、下ごしらえをする時に工夫が必要となります。煮ても焼いても農薬は農薬のままです。
輸入果実に吹きかけられたチアベンダソール(TBZ)は、遺伝子損傷性、変異原性、染色体異常、発ガン性の不安があります。
それから輸入物の果物や野菜は特に危険です。
船で輸送するために腐らないように大量の農薬がかけられているからです。
ポストハーベストというからご存知でしょう。間違っても皮の部分を口に入れてはいけませんよ。それが臍の緒を通して赤ちゃんに蓄積されます。
考えてみれば、私たちは決して安全とは言えない怖い食べ物に囲まれているのです。
煎餅のようなコメ菓子は中国のコメを使って安く販売しています。
大量の農薬や重金属を含んでいる可能性が高いので決して買ってはいけません。
そんなものをお母さんが口にするとわざわざ赤ちゃんを病気にするようなものです。
危険であっても知らないことは沢山ありますが、知る努力は赤ちゃんに対する責任です。
この他にもキリが無いぐらい問題になるものがあります。遺伝子組み換え食品の問題は底知れぬ不気味さがあります。
遺伝子組み換え食品について是非調べてみて下さい。
日本では作られていませんが、材料としては大量に入りこんでいので必ず口にしている筈ですよ。
安いファミレスの食べ物は大量の食品添加物と遺伝子組み換え食品は間違いなく大量に使っています。
どんな強い農薬にも枯れない農作物を作るために動物などの遺伝子を植物に組み替えています。
自然界には無いはずの遺伝子でできた食物を口に入れている怖さは、どのような影響が出るかまだわからないところに不気味さがあります。
それは取り返しのつかないレベルの問題になると考えられます。将来どんな形で貴女の子供に影響が現れるか分からない不気味さがあります。
遺伝子組み換えおやつワースト1
明治HDのおやつの「カール」
和食こそが食事の問題を解決する
和食離れが起きている日本。しかし、一方健康に良いとして外国で流行がおきている和食。
和食はバランスがとれ、特に味噌や漬物などの発酵食品は乳酸菌が発生しているので腸の中の善玉菌を増やすことに成ります。
便秘の解消以前に口に入れる食事はとても重要です。赤ちゃんの健康を損なうものを口にしない決意がお母さんに必要です。
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